この数年は、各地で大粒の雹が降り、被害があったという報道が多くなっています。
被害があったことを知れ渡ると、多くの詐欺まがい「火災保険で直せますよ。」といって業者が訪問してきます。
大抵の火災保険は雹のような災害で生じた損害を補償していますが、盲で上限なく保証をするわけではありません。損害額に応じた金額まで、もしくは損害額から免責額を差し引いた金額までしか損害は補償されません。また、最低損害額が定められている場合もあり、一定の金額以下の損害は補償外となる契約もあります。
詐欺まがい業者の手口
詐欺まがい業者は、高めな見積を作成してきて、「保険で全部出ますから」といって、その高い金額で契約をするように求めてきます。そのような業者は、保険会社は自らが出した見積の金額が補償されない可能性が高いことを知っていますので、契約を急かします。これが手口です。
保険金がいくら出ても、例え出なくても、契約があり工事が終えていれば、注文主は見積金額が不当に高い物でも業者に支払わなければなりません。
また、支払われる保険金額が決定する前に工事を終えてしまうのも、詐欺まがい業者の特徴です。
詐欺被害にあわないためには
詐欺にあわないためには、まずは冷静になっください。また、流しの業者や広告をよく目にするような業者には依頼しない事です。
また、契約を急がせる業者も断るようにしましょう。
上手な保険請求
保険会社は、その会社の専門性によって、見積の正確性を判断する傾向があります。
分かりやすく言うと、得られている許認可、見積をした者の専門性、会社の信頼度などで、提出された見積の正確性を判断しているようです。また、その会社が保険請求に関するルールを理解していることも重要です。
当社では、保険請求のルールはもちろん、損害に対する法的な考え方も理解した上で、適切な見積を作成し、被害にあわれた方が十分な補償を受けられるようにお手伝いをしています。
また、保険会社が支払う保険金を確定してから、お客様に修繕をする範囲や内容を決めて頂いてから契約をするようにしていますので、安心してご依頼いただけます。
