一口に「ガレージ」といいましても、入れる車両の種類や使い方で、その作り方は様々です。
ガレージを作るには、注文主がどのようなクルマやバイクを収納し、どんな使い方をするかをしっかりと知ったうえで、建築計画を立てなければならないのですが・・・全ての造り手がクルですし、ガレージを作った警官が豊富というわけではないですので、想像の斜め上を行くとんでもないガレージが作られるといったことが起こります。
ガレージを作る上の最低限の注意事項
「出来上がったらクルマが入らない」という問題は少なくないトラブルです。特に、価格ばかりを気にすると起きがちなトラブルです。なぜ、価格の低さとトラブルの発生率が比例するかというと、価格が安い日本の規格内の資材でガレージを作ろうとするため、寸足らずであったりするため、小さく使うのに問題があるようなガレージとなってしますからです。このような問題を避けるためには、「格納する車の寸法」、「乗り降りするのに欲しい広さ」を聞いてくるような会社を選ぶことです。その上で、クルマを停めた状態でも周りに余裕がある計画図面を提示してくれる会社でないと危ないです。
なお、当社の場合は平面と立面とで、クルマを停めた状態の絵が入った図面を提示しています。
ほんとにあったとんでもないガレージ
実際に、以下のガレージを診た(相談された)ことがあります。(後にどの様なものであったか解説したページをアップします)
- 駐車場の一区画分の大きさしかないガレージ
- シャッターの高さが2m以下のガレージ
- 2台停めるのに幅が5mないガレージ
どれも、一級建築士事務所の看板を掲げている会社が作った建物のガレージです。
日本の建築においてはガレージが馴染みが薄く、建築を生業とする者でも、解っていない者が多いので、こういった問題が起きてしまします。ある被害者は、せっかく作ったガレージを物置として使い、クルマはカバーをかけて屋外(露天)に停めています。本当に残念ですね。
当社の造るガレージ
当社は、海外でガレージのある生活をしていた経験もあり、実際に多くのガレージを見てきていますので、事前に十分な計画を立ててから、実施しています。広い幅が必要ならば、鉄骨造を活用したり、木造でも特別な構造を採用するなどして対応します。また、シャッターの使い勝手や、ガレージの床に対しても、ノウハウを有していますので、特別なおクルマを格納するガレージであっても、十分な対処が可能です。